DHP口腔ケアセミナー

2018/10/14 DHP口腔ケアセミナーに参加した。

少人数制で相互実習有りの半日コース
写真は相互実習用に用意されていた1人用のキットを再現!
現場で写真を撮り忘れてしまった。
ほぼ同じ様に準備出来たがスポンジブラシが1本とオブラートが写真には不足している。うまい棒は今日購入して来た。

うまい棒をどう使うのか、単純にサクサク食べるだけなのか?オブラートはどうするのか?みんなザワついた。(笑)

なんとオブラートとうまい棒で痂皮状の物を作り実習で口腔ケアにて除去すると言う。

手順としてうまい棒を開封前に粉砕しておく。
(注意)細かくしすぎないこと!口腔内に運びにくくなる。
オブラートを口蓋に貼り付けうまい棒も口腔内に塗布していく。
これがなかなか難しい!健康なDHばかりなので唾液が豊富!
口閉じればたちまち無くなる。開口状態を保持‼︎

ちょっとこの方法は微妙だと思った。(苦笑)
面白さはある。

手持ちのケア用ジェルのサンプルも!
それぞれテイストが微妙に違うためテイストを知っておくことも大事だ!

さて、今回初心に戻って見直してみた。
口腔ケアを受ける立場で。

ケアされる姿勢やケアに使うキット。
ポジショニングは重要でベッドでのジャッキアップ出来る角度、頚部前屈がどの程度出来るか?
そして腰の位置も確認患者さんが楽な姿勢を見つける。
ベッドの高さも大切で自分の腰に負担にならないか考慮!

車椅子のケースではまた違う首が反らない様に注意!

口腔ケアジェルや保湿用デンタルリンスのテイストには配慮が必要!嫌いなテイストでのケアは苦痛にもつながる。
口腔ケアの方法に正解は無く、いろいろな方法が有る。
状況、状態に応じて対応する事が求められる。

最近では口腔ケア、オーラルケアの表現は使わず
【口腔健康管理】と言う表現に変わって来ているそうだ。
口腔ケア、オーラルケアは介護職から発信された表現とのこと。

対象者は高齢者へ、
その人の場所へ行って行う。
基礎疾患の事、バイタルサインなど多岐にわたる情報を確認把握して
【口腔健康管理】を行う!

歯科衛生士が行う【口腔健康管理】とは
口腔内の衛生面だけでなく、口腔機能および摂食嚥下機能を含めて「食事が食べられる口かどうか」を見守り続けること。

新たなデータの更新を行いより良い【口腔健康管理】が出来るよう日々努力を重ねたい。

歯科衛生士 西端三貴子

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