むしばミュータンスのぼうけん
先日児童館で見つけた絵本2冊
その中の1冊
かこさとし先生の「むしばミュータンスのぼうけん」
1976年に出版されているこの本のあとがき
40年以上経過している現在
色々な意味で考えさせられる文章
〜以下引用〜
現在、日本の子どもは、98%がむしばにかかり、平均9本のむしばを持っているという事実は、驚きと悲しみと怒りを私に与えます。
砂糖業者や菓子メーカーやテレビのコマーシャルや、なおしてくれぬ歯科医がわるいという声もききます。確かに、それにも問題がありますが、こんなにも多くのむしば子にしてしまった兇悪無残な犯人は、極悪非道な悪者はーーーまぎれもなく大人、特にその子の親だということです。
文字どおり「甘やかし」、「アメをなめさせた」方々に反省を求めつつ、この本をおくります。私は、ひじょうに残念な気持ちでいっぱいなのです。
上のページに書かれている
40年後に出された「むしばちゃんのなかよしだあれ」のあとがき
時代を反映している・・・
かこ先生って子供のことを真剣に考えていらっしゃったんだな〜
と改めて感じました。