2019 春の研修会1

2019 3.21

柿木保明先生の『臨床で診る舌診と漢方薬』の

講演内容から追加投稿致します

舌痛症について

舌痛症は舌に器質的な変化が見られない

にも関わらず舌の痛みを訴える病態の総称

口腔心身症患者の中で最多で有るという報告が有る

加齢や免疫力低下、服用薬剤および

心理的ストレスの影響なども言われている

柿木保明先生 口腔ケア総論より

口腔領域の原因として

口腔カンジダ症・ ドライマウスとの合併

歯や補綴物の影響などにより

舌尖、および舌縁部に発症しやすいとの報告が有る

口腔外科にはそれを訴える患者さんの受診が多い

その原因の1つカンジダ❗️

口腔外科に勤務していながら

なぜカンジダが舌痛を起こすのか

その原因を最近まで本当に知らなかった

その謎が解けて患者さんへの説明が

はっきり・きっちり出来るようになった

カンジダは酵母型から糸状型に変身し

菌糸でチクチク舌を刺すため痛みを感じるとの事‼️

治療法としては抗真菌薬の服用が第1選択となる

義歯装着者にはそれに伴い

デンチャープラークの有害性

デンチャーの清掃方法など

適切なアドバイスが必要

カンジダ溶解酵素配合義歯洗浄剤の使用も促す

何十年も前から有るピカ

カンジダ菌を溶解する作用はピカ独特のもの‼️

有床義歯に携わって来た私には当たり前のピカ

意外と一般的に購入が容易ではない

市場流通が少ない

 

全身状態、口腔環境および生活環境が

様々に関与している可能性が

考えられる舌痛症

歯科衛生士としては口腔衛生向上をサポートし

多岐にわたり色んな情報を収集し

適切なアドバイスが出来るよう

常にアップデートに努めなければならない

そしてブクブクうがいは

口腔衛生向上には欠かせないアイテム❣️

これからもますますブクブクが必要❗️

歯科衛生士   西端三貴子

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください