White Russell on (ルシェロホワイト)
White Russell on (ルシェロホワイト)
販売名:ルシェロ歯みがきペースト ホワイト
医薬部外品〈薬用ハミガキ〉
販売元:株式会社ジーシー
製造元:日本ゼトック株式会社
[成分]〈清掃剤〉炭酸カルシウム(Lime粒子)
〈溶剤〉精製水
〈湿潤剤〉濃グリセリン
〈薬用成分〉ポリエチレングリコール(PEG)400
モノフルオロリン酸ナトリウム(フッ素)
〈甘味剤〉キシリトール
〈粘結剤〉ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム
〈香味剤〉香料(ピュアミントタイプ)
〈ph調整剤〉リン酸水素二ナトリウム、水酸化ナトリウム
〈増粘剤〉無水ケイ酸
〈保存剤〉パラペン
歯科医院専売の歯みがきペーストは市販のものよりも種類も新製品も少ない。反対に市販のものは大きな違いがないのに種類が増えたり、新商品として販売することがよくある。
自分の口の中の状態と歯みがきペーストの効能を見極めて使うことにより口の衛生状態は良くなるが一般の方はほぼ適当なものを選んで使っている。
私は歯科医院専売のものと同等のものを市販で探して皆さんにお勧めしています。なぜかというと歯科医院で購入してなくなったあとほとんどの方がドラッグストアで購入するから、後名前は違えども歯科専売のものと中身が同じものが市販されていたりするからなどなど
ですが、数年に一度これは是非使って欲しいというものが歯科専売から発売される。数年前に発売された「ライオン ブリリアントモア」は音波ブラシとセットで多数の方にお勧めしました。最近で言うと2017年3月17日厚生労働省一般用の薬用歯磨き類のフッ化物配合が濃度1000~1500ppm(0.15%)に引き上げられたことで、「バトラー デンタルケアペースト」など歯科専売でイチオシ商品が現れます。
今回お勧めするこの商品は歯みがき(ホームケア)の効果を高める画期的なアイテムの予感がします。パンフレットに書かれているこの言葉も大げさな表現ではないと思います。
輝き続ける白い歯に
ブラッシングで美白する。
それは誰もが待ち望んだ初めての体験。
毎日、鏡を見るのが楽しみに。
私も使い始めは本当に落ちるの?と半分疑って色々な人に使ってみました。いつも落とすのに苦労する歯と歯の間の着色歯科用の顕微鏡で見るとインスツルメントも研磨剤も届かないような場所に一層残っている。この場合エアーフローという機械を使って落とすのですがこの機械は圧が大きいので歯と歯肉の間には出来るだけ使いたくない・・・。このような場所にこのペーストを塗ってしばらく置いて磨くときれいに取れている。歯の表面も歯肉も傷つけずきれいに取れている。これはちょっとすごいかもと前歯に1本だけ着色が付いている方のプロケアをする前の歯に歯ブラシに少しつけて磨いて見るとあら不思議スルッと汚れがとれるではないですか。これは凄い研磨剤も機械的な力も入れずに汚れが取れる画期的な物であることが使えば使うほど良さが見えてきました。歯の着色が付く原因としては、お茶やコーヒーなどの嗜好品の影響、口呼吸によるものなど様々ですが着色している場所の多くは歯の表面に小さな目に見えない傷が付いています。出来るだけ傷を付けずに取りたいのですが小さな傷を付けている事は否めません。つかないように着色を除去した後は保護するペーストで再度仕上げますがやはり3ヶ月後には着いてくるケースが少なくない。こういったケースにはぴったり、弱アルカリ性で汚れを浮かしてきめ細やかなLime粒子で歯ブラシでは届かないところまできれいにしてくれる。この2つの効果で歯に傷を付けず隅々の汚れを落としてくれる。目に見える汚れは、目に見えない汚れの蓄積でできるこれを使用して目に見えない汚れを除去する事で、今まで蓄積していた間隔が延びて来る。ただ、蓄積の多さによっては全てをこれだけで取り切る事は不可能で歯石の上に着いている物もこれだけではきれいには出来ない。1度プロケアを受けてその後使うとより効果的かと思われます。
目に見える着色はなくてもなんとなく黄ばんでいる歯なども一皮剥けたようにきれいになりますよ。歯をよくみるかたはきっと違いがわかるはず!
メーカーは着色を落とすことをメインに販売していますが、色々使っていくうちにそれ以外の効果も見えてきています。そのレポートはまたの機会に。
歯科衛生士 T