むしばミュータンスのぼうけん

先日児童館で見つけた絵本2冊

 

その中の1冊

かこさとし先生の「むしばミュータンスのぼうけん」

1976年に出版されているこの本のあとがき

40年以上経過している現在

色々な意味で考えさせられる文章

 

〜以下引用〜

現在、日本の子どもは、98%がむしばにかかり、平均9本のむしばを持っているという事実は、驚きと悲しみと怒りを私に与えます。
砂糖業者や菓子メーカーやテレビのコマーシャルや、なおしてくれぬ歯科医がわるいという声もききます。

確かに、それにも問題がありますが、こんなにも多くのむしば子にしてしまった兇悪無残な犯人は、極悪非道な悪者はーーーまぎれもなく大人、特にその子の親だということです。

文字どおり「甘やかし」、「アメをなめさせた」方々に反省を求めつつ、この本をおくります。私は、ひじょうに残念な気持ちでいっぱいなのです。

 

かこさとし公式サイト虫歯予防

上のページに書かれている

40年後に出された「むしばちゃんのなかよしだあれ」のあとがき

時代を反映している・・・

かこ先生って子供のことを真剣に考えていらっしゃったんだな〜

と改めて感じました。

寄り添う

5月も後残りわずか

6月は昔からな流れで歯のイベントの依頼がぼちぼち入っています

普段は歯科医院に来院された方に歯の大切さを伝えています

しかし歯科医院には多かれ少なかれ

歯を削ったり無くしたり(治療)している方がほとんど

歯の健康を守るには

外(医院以外)に出ないと!

と、細々と児童館などに出向いて歯の大切さを伝えています

これは毎年呼ばれている保育園での模様

●歯の大切さ

●お口の仕組み唾液、口の周りの筋肉の話

●自分の歯は自分で守る

など、子供達に伝えています

この子たちは現在1年生‼︎

 

ぶくぶくうがい毎日してますか〜〜😉

ラブという薬THE MEDICINE CALLED LOVE

 

平成から令和へ

今日から長いお休みが終わり

普通の暮らしに戻った頃ですね

連休中に読んだ本を一冊

 

 

日本人には馴染みがない「カウンセリングを受ける」と言うこと

 

それも、気楽に〜

 

重病化する前に、

症状が小さなうちに手を打つことの大切さなど・・・

じっくり話を聞いてくれる

 

聞いてもらっているうちに自分の気持ちの整理がつく

カウンセリングで良くなる気持ちの病気っていっぱいありそう

 

カウンセリングのことが書かれているこの本で

ちょっと歯科医院選びと似ているなと思ったところを抜粋

 

 

歯科医院も歯が痛いとか詰め物が取れたとか、歯がしみるとか

弱った状態で来て、とりあえずその症状をとるために治療をする

これを繰り返していると

どんどん歯は なくなっていく

そうならないように・・・

 

 

定期的にみてもらう

現在の 自分のお口の状態を

説明してもらい

把握しておく

治すために歯科医院を利用するのではなく

歯を残すために今何ができるか

相談して実行して行く

歯を残すためには とても大切なことだと思います

 

 

お口乾いていませんか?

一般的に口の中が乾くと、お水やお茶で水分補給をします

水分を補給してしばらく潤いが続く場合と

飲んでも飲んでも乾きがなくならない場合

水分補給して潤いがもどれば問題ありませんが

潤いが戻らない場合は唾液の量が減っている可能性があります

 

唾液の量が少ないと水分をいくら補給しても潤いはもどってきません

 

唾液線:唾液が出てくる場所

大きな唾液線から唾液が出てくる場所は

舌の裏側と左右の上の奥歯の頬側

この3箇所からたっぷりの唾液が出てくれば口の中が潤います

 

唾液が出てくる場所を刺激することで潤いをよびもどす方法

まずはぶくぶく体操で唾液が出てくる場所を刺激してみましょう

乾きを感じた時に効果的なぶくぶく体操

☆ たんたんたん ←舌の裏を刺激する

☆    あっぷっぷ  ←ほっぺを思いっきり膨らませて刺激する

 

 

それでも潤いが少ない場合は

お口の中の保湿剤がお勧めです

随分前から色々なものを試してきましたが

濃度が濃すぎてもベタベタして使い心地が悪いし

サラサラしすぎると保湿力が・・・

 

最近のお勧めはこれ!

バトラージェルスプレー

ジェルの硬さも丁度よく

使い方も簡単!お口の中にシュッとひと吹き

手軽で使い心地も良いと評判です

口が枯っからに乾けばおかしいと気づきますが

少し乾いているくらいではあまり気づかなお口の乾き

これをシュッとひと吹きして口の中が爽やかになったら

唾液の量が少なくなってるのかもしれません

手にハンドクリームを塗るように

お口の中にも保湿剤使って見てください

2018 秋 研修会ラッシュ

2018年ももう12月、にもかかわらず暖かい。
師走!🏃‍♂️
この言葉だけでなんだか気忙しい感じがする。

先月11月は最終週に研修会、講演会が集中、実りのある秋の締めくくりとなった。

日本臨床歯周病学会関西支部秋の研修会は大阪大学歯学部、大阪歯科大学との合同研修会。


その中での症例報告、大阪大学歯学部附属病院口腔治療・歯周科の三木先生の報告で鑑別が困難であった歯肉上皮の欠損を特徴とする潰瘍性歯肉病変が認められた症例2件、どちらのケースも既往にリウマチが有り、リウマチ薬💊リウマトレックスを服用しており、医科主治医との連携をとり休薬する事で症状の改善へ。休薬1週間で疼痛が無くなり日を追う毎に歯肉所見も改善。4〜5年前から口腔外科では見られていたらしい症例なのだそう。
骨欠損は無く潰瘍性の歯肉病変を有する所見に遭遇した時は注意深く医療面接を!

そして、11回食医のつどいでは、心臓血管外科と脳血管外科の先生方の本音の話が聞けた。


チーム医療の重要性、在宅医療と歯科、心不全パンデミックに備えての終末期医療、緩和ケアの重要性。

脳卒中後の嚥下障害については常識と言われている事がそうで無かったりと興味深い内容の話。
「無理して食べさせると危ない、嚥下訓練は状態が十分に改善してから。」とか「麻痺側を上に、健側を下にして食事を摂取する。」とか他にも
常識と言われている事が実は間違いで有ると言う事実。

SAP(脳卒中後の嚥下障害のこと)
脳卒中発症からSAP発症までは3〜4日ぐらいの早期に起こる。
入院時の神経学的重症度と挿管、人工呼吸管理はSAPの危険因子。
肺炎は誤嚥だけで無く免疫抑制が原因の事も多く1週間以内に起こる。

脳卒中後の嚥下障害に対する積極的な経口摂取訓練は肺炎の発症を減少させる。嚥下障害の原因はいろいろ有るが、長期絶食による廃用により起こる。
出来るだけ早い介入が重要!

最後にスクリーニングテストの目的を理解しておく。
間違った理解では嚥下障害改善へは進まない!
今回はこの辺までで
理解を深めるためにもう一度同じ講演を聞いてみたい。

歯科衛生士 西端三貴子